小泉さんが首相に就任して以来、必要のない道路が日本全国に建設されている事実が明るみになり、そういったニュースは今でも報道番組の格好のネタとなっています。
中でも悲惨なのが人口が減少している自治体に対して「この町を立て直すには道路が必要だ」と政治家に煽られ建設に賛成したものの、いざ建設されるとその真新しい道路は人の流入ではなく流出につながってしまったというもの。結果、地元の商店街ではシャッターを閉じた店がずらりと並ぶはめになっている自治体が多く存在するそうです。
実はこの話と似たような状況は日本全国、いや恐らく世界各国で起こっています。ただし、ここでいう人の流出とは「顧客離れ」を指し、その原因となるのは道路ではなく「インターネット」ということになります。
インターネットの登場により時間的、距離的な縛りが無くなった消費者はかつて利用していた地元の企業から離れ、より良い条件の会社を探し出すためネットの中を検索しています。そこには少なからず既存の業者より優れた製品やサービスを提供してくれる企業やお店が見つかることでしょう。そうなるとインターネット通じて顧客は地元よりネットの中で商品を購入することになる。
結果として地場産業と呼ばれる小さな市場しか持ち得なかった企業や商店の既存顧客は減少、もしくは横ばいの状態が長く続いてしまい、他業者に対して競争力を持ち得ず会社を畳まなければならない、というハメに陥っています。
インターネットの登場で全国が市場になる、と言われていましたが、建設された道路を使って人が出ていったのと同様、多くの顧客がネットの中へ消費行動をシフトした結果、多くの企業が顧客離れに苦しんでいるのです。
事実、2004年にネットショップを開設した神戸で製造業を営む私の知人の話では、震災以降、現在にいたるまでネット以外で継続して注文をくれる新規の顧客はゼロ、顧客離れは確実に進み、以前のお客様は数えるほど。この10年で地元神戸の企業や商店といった顧客はほとんどが離れてしまった、と言います。代わりに現在はネット上に多くの顧客を抱え、売り上げもほぼ震災前と同等にまで回復しています。
インターネットの世界は現在非常に厳しい競争が繰り広げられています。思うような利益を得ることは簡単ではないでしょう。しかし、「インターネット」というインフラは今後さらに多くの利用者を獲得し、消費者にとってますます便利なものになるでしょう。そして同時に多くの地場産業は既存の顧客をネットに取られてしまうでしょう。
こういった動きは今後ますます加速していくはずです。まだ、ホームページを開設していない、開設したけど放ったらかしにしている、という方はぜひCAWSにご連絡ください。拡大していくインターネットという巨大な世界をホームページを有効に活用することでお客様にとって魅力的な営業エリアとするために全力で協力いたします。
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