「この製品、ほかの市場へ展開したい。どの分野に市場候補があるか、ざっと調べてくれ」。そんなことを、上司はあっさり言う。マーケティングの予算も人員もないけれど、短時間で網羅的に市場候補をピックアップできないだろうか。これをかなえる方法を紹介する。
その方法、なんと電話帳のWEB版iタウンページを使ったもの。
手順は次のように紹介されています。
・ コツ1 検索結果を見ながら、キーワードを適宜分離する(食肉加工品→食肉+加工)
・コツ2 製品キーワードとなる言葉を消費者視点で言い換える(食肉→豚肉、牛肉、鳥肉)
続いて住所を入れる。今回は2つの入力欄に「関東」と入れた。
・コツ3 市場候補を最も多くピックアップできるのは「関東」。キーワードによっては、「関西」や「九州」なども試すといい。検索結果には多い場合で1000以上の業種が表示されるはず。このリストを見ると「食肉」「加工」に関係する業界が、ざっくり分かる。
・コツ5 出力したリストはそのまま使わない。検索結果には、自社製品との競合や、あまり関係しないノイズが含まれるからだ。リストを大量のインプットを得るつもりで眺め、「ざっくりこんな業界があるな」と自分なりにまとめる。
よくよく考えてみれば、タウンページ片手に電話をかけまくる、という営業スタイルは今でもありそうな感じ。片っ端から電話かけてるなぁ、っていう感じの営業電話もCAWSにはよくかかってきますし。
なるほど、この方法ならよりターゲットを絞り込んで営業をかけることができる、と思ったら、こういった注意書きのような内容が。
ただし、検索結果のリストからむやみに営業電話をかけるのは意味がない。お店はタウンページにニーズを載せているわけではない。お客(タウンページの利用者)に届けたいキーワードを表現しているにすぎないのだ。つまり売り込みの電話をかけ続けても無駄になる可能性が高い。「その地域にそういう業界が存在していることを知る」道具として使おう。その後は、その業界の構造を調査、分析して、有望そうな業界に狙いをつけて詳しい調査を行うことが肝心だ。
やはり最後はリサーチが肝心。その準備段階、資料集めの手段として、こういった方法も有りかと。
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