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新しい手法と古い手法、どちらを実施すべきか?

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SNSは本当にビジネスに役立つのか? マーケティング活動には使えないと結論付けたA社の試み

何らかのSNS関連のビジネスをしているプレイヤーは、当然ながら無限の可能性を語る。一方でSNSをバズワードだと一刀両断する評論家もいれば、数年前にはやった「ウェブ2.0」のように一過性のブームに過ぎない、と言うコンサルタントもいる。

ネットの世界は、新しい手法が登場し、多くの企業によって試され、体系化されていきます。そして、その手法は一般化していくとともに、その効果は薄れて行きます。

しかし、注意したいのは、効果は薄れていくだけで、全く効果がなくなるわけではない、ということです。逆に、新しい手法はノウハウを独自に構築していく必要があるため、試行錯誤する間は効果を生み出せないことを覚悟しなくてはいけません。

将来的な利益を見越して挑戦するなら新しい手法、確実に利益を得たいなら、古いとされている手法を試してみるべきだと思います。

なぜそんなことを考えたかというと、現在SNSが流行っており、それをビジネスに結びつけようとする「SNSマーケティング」というような言葉が行き交っています。そういった営業の電話を受けた、という方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実際にSNSを使って利益を上げることは、ほとんどの企業ができていません。今勢いのあるSNSはFacebookですが、利用者数は600万人程と言われています。一つのサービスとして600万人は大変な数字ですが、例えば楽天は数千万人の利用者が存在します。

まだまだビジネス利用で効果を出すには、Facebookの利用者数は少なすぎるのですね。

新しいことに挑戦し、先行者利益を得たい、とか、今後のネットはソーシャル化していくのだから、その基盤をFacebookに築いておく、といった将来を見越しての利用ならそれは有意義なことです。

しかし、実際には、営業にのせられ、即時的な利益を得られるのだろうと考えてSNSに取り組むweb担当者が多いような気がします。

ネットの世界は流れが速い世界、新しいツールやサービスがどんどん現れています。しかし、そのことは決して既存のツールやサービスの効果が無くなるということを意味しません。

むしろ、新しい手法の登場は、既存の手法を過去におしやるものではなく、次に打つべき一手を考える際の選択肢が一つ増えた、という程度に考えるべきでしょう。

逆に、SNSに正面から取り組み、現時点できちんと成果を出している方というのは、今までの手法に段階的に取り組み、成果を出している方が多いような気がします。次のステップとしてSNSを開始しているのですね。

SNSも選択肢の一つに過ぎません。新しい、ということはそれだけで魅力的に感じてしまいがちですが、既存の手法と横一列に並べて、どういった方法が自社にとって適正なのか検討してみる必要があると思います。

谷川です 執筆者:谷川 寛
ホームページを制作したり、運営をお手伝いする中で感じた事を中心にまとめて発信しています。
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